北九州市が進める定住・移住の施策⑤はたらく(U・Iターン支援)
今回は「北九州市の定住・移住の施策」シリーズのパート5。
はたらく(U・Iターン支援)について。
「移住」を語るうえで、仕事探しは不可欠の要素。
現役世代は特にそうですね。
昨今は「人生百年時代」と言われ、シニア世代にとっても「生涯現役」が大きなテーマともなっています。こちらの話は次回に。
北九州市では、古くから「U・Iターン支援」に取組んでいます。
もう20年以上になるんじゃないですかね。
現在は、以下のサイトを開設しています。
このプロジェクトは、北九州市へのU・Iターン就職希望者と、人材の確保を目指す市内企業をつなぐ北九州市独自のサービス。
簡単に言うと・・・
U・Iターンを希望する個人は、このサイトにアクセスし、職歴や希望職種などを登録します。
同時に、U・Iターン希望者を採用したい企業も、このサイトに求人の内容を登録します。
そして、専任コンサルタントが両者の内容をつき合わせ、調整を図りながら、実際の就職に繋げていくというもの。
言葉でいうのは簡単ですが、結構大変なようです。。。
お互いの要求をすり合わせていく必要がありますからね。
ただ、コンサルタント3名のご尽力もあって、平成29年度は過去最高の就職者数を記録!
マイナスが続く社会動態の改善にも大きく寄与しています。
民間の転職サイトもたくさんありますが、基本的には大手企業の求人が多く掲載されていて、地方の中小企業にはなかなか勝機がないというのが正直なところ。
求人の条件を比較されると、大手企業のほうが見栄えがいいですからね。。。
しかも、掲載後に就職に至った場合には「給料の数か月分」の成約料が設定されているサイトもあり、中小企業にとって負担感が大きいという側面も。
地方自治体は「街の魅力」を抽象的に伝えることが多いが、こういった「地方での仕事・生活の魅力」というものをリアリティのある形で伝えていくことが求められている。
※北九州市の魅力については「北九州ライフ」
無論、街に不足している要素にも光が当たるかも知れないが、そこも含めて各人に判断してもらうような流れをつくっていくことが、最終的には「東京一極集中の解消」に繋がるのではないだろうか?
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