データから検証する「北九州市の暮らしやすさ」⑦食

「北九州市の暮らし」をデータから検証するシリーズのパート7。

今回は、食について。
大阪は食いだおれの街、福岡も美味しい食べ物がいっぱいというイメージですが、北九州市も負けてないですよ。
6年前にはB1グランプリ(B級グルメの祭典)が開催され、数十万人の来場者を記録したくらいですから。
早速、詳細をみていきましょう。


まず、飲食店が充実しています。
深夜酒類提供飲食店が約6,000店もあるとのこと。
こうした分類があることも初めて知りましたが、この数字が他都市と比べて多いのか少ないのかもイメージしにくいですねぇ。。。
何となく「飲んべえの楽園」であることだけは分かります。

北九州市の居酒屋の特徴は、とにかくコスパがよいことに尽きます。
「酒房 武蔵」なんかは、その典型ですね。
いまだに生ビールは300円とかだから、食べて飲んでで1人3千円未満なんてことはザラです。東京では考えられないですね。
この話を続けていると、ひとつの記事になってしまうので、今回はこの辺りまでで。

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続いて、B級グルメが多い。
焼きうどん、焼きカレーは当地が発祥と言われ、ちゃんぽんは蒸し麺を使うのが特徴。
地元のソウルフードとも呼ばれる「資さんうどん」は根強い人気を誇る。
先日、東京で開催されたKitaQフェスin東京では長蛇の列ができていて、食べられなかったという人が続出したほどの人気ぶり。

関連して、真逆のことを言うようですが、A級グルメも豊富。
アノ渡部さんの行きつけにしている寿司屋が2軒、「今でしょ!」でおなじみの林修先生が大絶賛する鰻料理店など、各界で活躍する方々を唸らせるお店が多くあるんですよ。

加えて、地元ブランドの農林水産物も、実は多い。
合馬たけのこは京都の料亭御用達、豊前海一粒かきは東京のオイスターバーでも人気を博している。当地で水揚げされるヤリイカも、そのうちの多くが佐賀県呼子に送られているとも言われているのだ。

北九州市は、玄界灘、関門海峡、豊前海と、三方を海に囲まれているため、とにかく生鮮魚介類が豊富。街の居酒屋のコスパがよいのは、この辺りも関係している。
そんなこんなで大都市の中では、生鮮魚介類の消費金額、消費量とも、高い順位となっている。こうしたデータは「魚がうまい街」であることを証明していると言っていいだろう。

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同様に、野菜の消費金額、消費量で上位にランキングされる野菜がこれだけあるというのも特筆すべきこと。
面白いのは、この品目の中で地元特産はキャベツくらいしかないことだ。
他の品目の産地は、九州・中国・四国の各地が多いので、大消費地である北九州市を目がけて出荷されることに加え、流通コストが安く、消費者の目利きが厳しいことが反映された結果なのだろう(筆者の勝手な推測)。

結果として、1世帯あたりの食料費が東京よりも2割程度安いらしい。
筆者も東京での生活がトータルで8年ほどあったが、その安さは2割どころではないと感じている。

最後に、食に関して言うと、値段もさることながら、鮮度というのも重要なポイント。
九州の人間は、東京では刺身を食べたがらないですからね。
大消費地でありながら、土地や人件費といった流通コストが比較的安く、福岡市ほど豊ではないといった要素が組み合わさって、北九州市の物価の安さは形成されているのだろう。
まさに、生活者にとっては、これ以上ない贅沢な要素だと思うんですがね。
ただ、地元にずっと住んでいる皆さんは、華やかな福岡市を羨ましく思う傾向が強いようです。うーん、、、もどかしい。。。(涙)

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