データから検証する「北九州市の暮らしやすさ」④治安
ちょっと忙しかったこともあり、約1週間ぶりの更新。
「北九州市の暮らし」をデータから検証するシリーズのパート4。
今回は、治安について。
そう、北九州市の泣きどころ的なテーマかと。。。
とかく、北九州市は「修羅の国」などと揶揄されています。
たしかにひと頃、暴力団による凶悪犯罪が続いたり、毎年の恒例にもなっている奇抜な成人式が放映されたり・・・と、あまりイメージがよろしくない。
これは認めざるを得ませんね。
もっとも、「そんなこと、全然知らなかった」って方もいらっしゃいますので、もしかしたら気にし過ぎなのかも・・・と思ったりしますが、やはり北九州市のことを知っている方にはそのイメージが強いようで。。。
で、ホントのところはどうなのか??
こういうときは、データで検証すべきですね。
ジャジャーン!!
ご覧のとおり、刑法犯の認知件数は右肩下がり!
こういうときの右肩下がりはウレシイものですね(笑)
この認知件数、最も酷かった頃にはたしか4万件を超えていたと思うので、いかに治安が改善しているか、ハッキリ分かるというもの。
(どんだけ酷かったんだ・・・なんてツッコミはナシということで)
もっとも、ずっと住んでいる市民としては、フツーに生活している限り、危ない目に遭うことなんて、以前から無いんですけどね、当たり前ですが。
東京から来た方々からは、「北九州市に仕事で行くって周りの人に言ったら、防弾チョッキ着ていけって言われました」とか、「夜9時を過ぎたら、外を出歩かないようにって言われました」なんて言葉もたまに聞かれます。
北九州市・・・、どんな無法地帯だと思われているんでしょうね(汗)
実際のところ、20ある政令市の中で、刑法犯認知件数は第12位。
「予想より随分いいでしょ?」と開き直ったりして(苦笑)
おそらく、ぶっちぎりで最下位だと思ってる方が多いのかも。。。
まあ、冷静に考えていただくと分かるのですが、一般的に「栄えているところ」つまり「お金の動きが活発なところ」ほど犯罪が多くなる傾向にありますからね。
そう考えると、九州では福岡市が一番ということになります(実際、福岡市のほうが順位が低いのです)。これは、経済発展の「光と影」のようなものかと。。。
北九州市が、こうした悪いイメージで損をしてきたというのは否定できないこと。
ただ、そのイメージを覆すための努力を街全体で展開してきたのかと考えると、これまでは十分ではなかったと感じざるを得ない。
こういった点については、このシリーズのあとに予定している「魅力発信!北九州市」のところで深く言及していきたい。
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