北九州市は課題先進都市!
これまで日本全体の人口の状況、地方創生を取り巻く環境などを論じてきたが、ここからはいよいよ北九州市の現状に入りたい。
北九州市の人口、残念ながらずっと減り続けています。。。(下図参照)
北九州市の人口の推移昭和54年が人口のピークですからね。
まだ日本が高度成長の波に乗ってる時期から減ってるとは・・・早すぎデス。
しかも、それからほぼ一貫して右肩下がりですからね、大変なことです(涙)
かつて百万人割れが議論になった頃もあって、人口が減り続けていること自体は市民の共通認識ではあったのですが、まさかここまでヒドイとは。。。
で、今後の人口の見通しを見てみると・・・
北九州市の将来推計人口まだまだ減り続けます、残念ながら(続/涙)
2010年比で2040年(30年後)の人口が約20%減。
下図のとおり、日本全体だと16.2%減なので、北九州市のほうが3~4年早く減少する感じですね。
しかも、注目すべきは「高齢者の数」と「高齢化率」の比較。
【高齢者の数のピーク】
北九州市・・・2020年 ⇔ 日本全体・・・2040年
【高齢化率のピーク】
北九州市・・・2040年 ⇔ 日本全体・・・2060年
ナント・・・計ったかのように、ちょうど20年、北九州市が日本全体の先を行っていることになります。全然、誇らしくない話ですが。。。
まさに「課題先進都市」ですね、北九州市は(自虐)
ただ、裏返せば、確実に高齢化が進む日本において、北九州市がモデルになり得るというふうにも考えられる。
次回、北九州市の人口について、さらに深掘りしていきたい。
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