北九州市がフジテレビ「梅ズバッ!」で「移住したい街ナンバー1」として紹介!
今回は、CCRCシリーズを中断して、番組紹介。
昨日(2019年3月6日)、フジテレビ系列の「梅沢富美男のズバッと聞きます!」で北九州市が「移住したい街ナンバー1」として取り上げられました。
訪れたのは、大河ドラマに6度の出演経験のある村上弘明さんご夫妻。
奥様の都さんも、とってもお綺麗で素敵な方でした。
あと、撮影中も撮影の合間も、村上弘明さんがほぼずっと喋っていたので、気後れすることもなく、楽しくシゴトをやり遂げることができました。感謝、感謝です!
番組では「住」「食」「医療」「仕事」の4つのテーマで検証が行われ、北九州市の強みがこれでもかというくらい紹介されました。
本当に有難い限りです!
北九州市は、とにかくイメージが実態とかい離しています。
「修羅の国」などと揶揄され、マイナス面ばかりが強調されてきました。
でも、本当は「住みやすい街」なんです。
これは、「市外からの転勤者が北九州市に赴任すると2度泣く」という逸話によく表れています。
まず、北九州市への異動が決まったとき、あまりのイメージの悪さに絶望して泣く。
これが1回目。
次に、転勤生活が終わるとき、名残惜しくて泣いてしまう。
これが2回目、と言われています。
要は、それほど最初のイメージが悪いってことなんですよね。
移住促進の仕事をする中で、このことを痛感したので、並行して都市ブランドの構築にも力を入れてきて、早いものでもう2年。
やってみて感じたのは、「これはかなり大変だ」ということ。
人々に一度植え付けられたイメージや情報を変えるのは簡単じゃないですから。
まして、いまはネット社会だから、悪いニュースほどあっという間に拡散してしまう。半面、いいニュースはなかなか広がらない。。。
今回の放送による反響も様々だろう。
誇らしいと思う方もいれば、自分が感じているものとは違うという方もいるだろう。
とりわけ多くの指摘を受けそうなのが「住みたい田舎ランキング1位」という点。
北九州市は20しかない政令指定都市のひとつなので、田舎ではないと感じる人が多いのは当然ですからね。
でも、このランキングは宝島社「田舎暮らしの本」が発表元。
つまり、書籍のタイトルを一部使用しているだけで、ランキングとしては人口10万人を境にして「大きな街」と「小さな街」で別々にランキングしているのだ。
なので、田舎度のランキングではないということを分かって頂けると有難いです。
でも、おかげで「北九州市は田舎ではない」というかなりたくさんのツイートが寄せられ、トレンドランキング入りする事態に。。。
やっぱりタイトルって重要ですね。
この移住促進の取組みを開始したころ、北九州市のことを「住みやすい街」と公言する人は本当に少なかった。いや、「この街よりもっとイイ街がある」とハッキリ言う市民のほうが多かったというのが現実。
そう考えると、ゴールデンタイムの全国放送で取り上げられるなんて、まさに隔世の感があります。
どんなに頑張ってシゴトしても、知られていなかったら存在しないのと同じですからね。
5市が合併して55年以上も経つのに、いまだに「北九州って、エリアじゃなくて市なの?」と聞かれるのは、これまでの努力不足を反省するところからがスタートなのかなと。。。
これからも広報マインドをしっかり持って、仕事に励んでいきたいものです。