データから検証する「北九州市の暮らしやすさ」①物価・住宅

今回から「北九州市の暮らし」をデータから検証するシリーズ。
ちょくちょくサラメシなどの軽いネタも挟むことになりますが。。。

我らが北九州市、田舎暮らしの本(宝島社)の「2018年版 第6回住みたい田舎ベストランキング(大きなまち)」で、総合部門とシニア部門で2冠を達成。
※大きなまち・・・人口10万人以上
よくタイトルだけ見て、北九州市って「田舎」に成り下がったのか??って声も聞かれますが、大きなまち編は人口10万人以上の都市が対象なので、その時点で田舎とは言えないですよね。
このネーミングは、田舎暮らしの本が主宰しているから、と考えるのが無難かと。。。

とはいえ、住んでいる市民としては「いったい、どこが評価されて1位なんだ?」との思いもありますよね。
ということで、今回は客観的なデータから「北九州市は住みやすいのか問題」を検証していきたいと思います。

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まず、物価・住宅について。

物価・住宅・交通①

物価でみると・・・
全国平均を100とすると、北九州市は97.2で20政令市の中で最も物価が安い。
東京・横浜は105前後なので、かなり安いことが分かる。
ちょっとしか差がないように感じるかもしれませんが、そもそも大都市で全国平均を下回っているというのは特筆すべきことなんです。

土地の価格は、というと・・・
これまた、20政令市の中で最も地価が安い。
うーーん、これについては、地価が景気のバロメーターと考えると、あまり景気が良くないという評価に繋がりかねないので、ちょっと複雑な心境。。。
ただ、それにしても、東京都区部と比べると、地価は10分の1以下ですからね。
そんなにド田舎じゃないだけに、お得感はあるのかな・・・と。

しかも、民営賃貸住宅の家賃も東京都区部の半額以下。
肌感覚として、築10年くらいの貸マンションが、2LDKで5~6万円、3LDKで7~8万円って感じ。
やっぱり、東京の半分か、それ以下ですよね。

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あと、人口1人当たりの都市公園の数が、20政令市の中で2番目に多いというのも特徴のひとつ。
北九州市に来ると分かりますが、海に囲まれた地形なのに、振り替えると山地が広がっているので、海と山の両方を楽しめるという贅沢さがあります。
(これは東京から転勤で来られた方からよく聞く話です)

こうした面などが評価されてか、2016年には田舎暮らしの本調べの「50歳から住みたい地方ランキング」でも第1位を獲得しています。
今まで北九州市が「住みやすい」なんて言われること、ホントに少なかったですからね。
「実感が乏しい」という声もありますが、ここは雑誌社に評価してもらったんですから、素直に喜ぶことにしましょう!

次回、交通に続く・・・

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